「日本一!」

2023年3月23日 宮崎カントリー倶楽部にて

曇り時々雨 気温20度 風5~10m/s

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見た目 雑草チームが優勝しちゃいました(笑)

かなり全国的にも名だたるプロが出場し、有名になってきたゴルフライフ株式会社主催のスクランブルゴルフ大会。

親子であったり、夫婦であったり、女性同士だったり、仲間同士でダブルスやチーム戦、はてはゴルフスクール対抗戦までもがあったりする。

去年の予選から勝ち進みダブルスとチーム戦の両で全国大会決勝進出を決めたわけですが、この大会の面白さは力を合わせれば世界一レベルのスコアを叩き出せること!にあります。

普段は他人のラインを覗きあったり、アドバイスをしたりなどあり得ないことですが、2人で、4人で力を合わせてベストボール形式でスコアを追求していきます。

当然ダブルスよりチーム戦の方がスコアは良くなりますが、その反面で噛み合わないとスコアが良くならない点はストロークプレーと一緒。

この試合はカメラを使ってみんなの動画を撮ったり、高低差機能のついた測定器を使っても構わないのでイベント色が強いですが、予選時からYouTuberやかつて知ったるシニアプロなども参戦するほどの結構な人気ぶり。

そんな中ダブルス戦は予選トップで通過し、チーム戦はカウントバックでやっとこさ残る状態でした。

なんせチーム戦の予選トップのスコアは『56』でしたから(※だったかな、笑)
それは凄まじいスコアなわけです。

噛み合わなかったチームゴルフがスパーク!

我々のチーム戦は姉ヶ崎カントリークラブに始まり、大利根カントリークラブの地区決勝をひーこらとクリアして宮崎の全国大会出場を手に入れることとなったわけですが、

個々のポテンシャルは高いけれどチームのゴルフが噛み合ってない、そんな感じ(笑)

今回ダブルスは3月22日の前日に雨がザーザーと続く中での試合となり、あり得ないボギーを3つ出して1アンダーの31位 私の調子が悪すぎたため夢は果てました。

その翌日がチーム戦のため、チームメイトも私も練ランのない全くコースを知らないまま試合がスタート。

まったく、
チームメイトときたら連日飲みすぎて2日酔いだし、前日には『とりあえずゴルフやっとこか!』で行ってるコースが『宮崎大淀カントリー』とかいうまったく違うコースだし、ホント舐めてます(笑)
※しかしゴルフの調子がいい時は往々にしてそんなものです。
チーム戦のもう2人は4つ上の先輩ですが、敬意を持った生涯ゴルフ仲間でタメ口の仲

周りを見渡すとユニフォームもバッチリ揃えて皆やる気満々!
加えてこちらは何一つトレードマークのないプライベートゴルフで集まった4人の様相、緊張感ゼロ┐(−_− ;)┌ ハァーッ!

他人の目にはそのように映りながらも、ここから我々のゴルフがシンクロしてスパークします!
インスタートなため18番ホールはカウントバックに備えバーディーは必須!

ところが我々15.16.17.18番はバーディー!でトータル7バーディー!
どちらかというと2つも落としたな『くそっ!』って感じ!

まぁ噛み合う噛み合う!

スタート時には有名YouTuberの『俺に任せろ!』さんのチームなどは『高反発クラブ使ってんちゃう?』ってくらいドライバーすっ飛ばしていって、

『やっぱすごいなぁ〜』なんてチームメイトが宣っているんですけど、
私にしてみれば我々のチームメイトの方が断然すごかった。

結構難しいコースなのに前半はモノともしない我々!

ティーショットは私、S、I、Tで、
2nd以降、パットまでI、T 、S、私の順番ですが、

特にIはもう今年60歳だというのに『生涯一飛んでる‼️』のも嘘じゃなく凄まじいドローで300ヤード超えているし、Tはまぁ10メートル級のパッティングが入る入る(笑)

ほとんどSや私には回らず、私がパッティングしたのはわずか5回!
逆に3メートルを4人で外したりして宮崎カントリーが高麗であることを途中で知ったりして、、、

このコースのグリーンは同じラインに打っても同じ結果にならないほど、ホント芽が強くたくましく難しい。
ハーフをホールアウトして戻ってみると我々は前半『29』‼️

見回しても『27』がいない。いるのは『28』2組だけ!

特に18番ホールは難しく、ほとんどの組でバーディは出なかったそう。
結果、ホールアウト後のカウントバックでこのバーディが効いて優勝となるわけですが、

前述の通り
Tが打った15ヤードの上りフックは上手い人でも10球打って1球入るかな?のライン

ほぼストレートにガツンと来てカラーンッ!と見事に決めてしまった、、、Σ( ̄◇ ̄*)エェッ

※後々聞いた話、二日酔いで下向くとやばいので強めに打って仕事してただけとか。

後半は更なる試練を伴いながらも二日酔いのTがね!
決めてくれました(笑)

後半スタートまで80分のインターバル!

80分ほどの長ーいハーフタイムを終えて後半に備えます。ここでトップだったらもうちょっと硬くなってたんだろうなぁ。

追う立場だからもうチームメイトのショットは皆ハンパない! ティーショットの保険を私が担いながら、IとSは果敢にぶっ飛ばしていく!

どなたかのティーショットが必ず好条件下やまぁまぁのところにある。

伝え忘れましたが、
この競技は1人4回のティーショットを採用、クリアしなければなりません。
※採用がままならないと1打につき2ペナルティという面白さ!

なので、

誰か1人のティーショットを全て採用するわけにはいかず、必ず調子やペースを注視しながらティーショットを選択しなければなりません。 ここがチームプレーの醍醐味となるわけです。

予選ではこれを失敗して我々はスコアを伸ばせなかった。この反省から早期に全員のティーショットを満遍なく採用していきます。

後半は雨こそほぼなかったものの風がかなり強くなってきてなかなか思うようなところにボールが置けないホールもありましたが、相変わらずIとSはアホみたいにぶっ飛ばす!(笑)

最終ホールを残し我々は4アンダーしか伸ばせずトータル−11のところにいた。

お祭り気分で最終ホールは私ももう渾身でぶっ叩いた。
調子の悪さを吹っ飛ばしながら高弾道で風を切り裂いていく。

アゲインストの中それぞれがラフにいた。結局ライの状態からIのボールを選択した。
残りは230ヤードのアゲインスト‼️

このロングレンジだと260ヤードは必要な風の強さの中、Iがスプーンで約15ヤードの距離に綺麗なドローでツーオンさせた。自作自演をやってのけたのだ。

正解のないグリーンの目に果たして、、、

最終ホールはパー5
15ヤードのフック?のイーグルパットとなったわけですが、上手い人が20球打って1球入るかな?の距離とライン。

前述したように同じラインに打っても誰1人として同じ曲がりにならない宮崎のコーライ。
今日はことごとく上りの逆目にやられて、そして歓喜してきた。

1人目のIが打つ!

彼はバッティングまでドローを打とうとしているのか⁉️ 必ず右にプッシュしてため息を誘う。
下りの約70センチを残す(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

2人目のTは18番で決めたように強気で打つが左に大きく外れた。
3人目のSはバーディを確実にするため、『置きにいきます』とフックとされたラインをスライスに変えて手前30センチに置いてくれた。

パーフェクトなお膳立て『ありがとう!』

いよいよパッティングは私の番、
全くもってこのパーフェクトなお膳立てに何か神秘的なものを感じます!

Sのスライスを前提としながらカップ半個分のスライスにラインを切り替え大きな振り子でヒットする。ザラザラいいながらボールは駆け上り、カップ50センチ程度のところからスライスし始めカップの左からホールインした。

イーグル奪取の『-13』を達成‼️ Sはこのワンパットに『鳥肌が立った』そう(笑)
トータル『59』というスコアだけでもかなり満足な1日だった。

スコアボードなどないこの大会で優勝スコアなど全くもって意識せずに我々はここまで来た。アテストを終えてボードを見ると『-13』がトップスコア。

並んだためカウントバックで我々が暫定トップ! 
あのイーグルで並んだのだけれど、、、おそらく前半のカウントバック4ホール連続バーディはいないだろう。

運営スタッフさんも慌ただしくなる。

『お風呂入って再度ボードを見に来てください!優勝もあります!』とのこと。
暫定で撮影をし後続を待つわけですが、

まぁ後ろ『28』がいるし、風呂入って帰り支度しようよ!
考えてみればせっかくシーガイアにステイしたのに付帯設備の温泉もなにも堪能できていなかった。

ゆっくり風呂入って一杯やって後続を待ちましょう。
レストランで一杯やりながら歓談に及んでいると運営スタッフさんから祝辞をいただき『優勝』が決まった。

後続はこの風にスコアを伸ばしきれなかったようだ。結果として最終ホールのイーグルで並びカウントバックにより我々は勝利した。

今年60歳の彼は「シュリンプ打法 (T T)」で300ヤードをホンマに打つ!

あとは連覇を続けるのみ!

我々は一見とてもバラバラに見えたろう。ウェアもバラバラ、入りもバラバラ、ステイ先もバラバラ(笑)
※運営スタップすら言っていたから

しかし、
一人一人はそれが『優勝』につながるとはいえ、それすら無視して最高のスコアを出せることを信じていた。

鮮やかに記憶に残る3月23日という1日。
入りから調子の悪さが目立った私はラウンド中に必死に修正を試みた。

スタジオの会員さんたちに教えてきたことを再度実践して、その日に70%は回復させられたと思う。プロテストでも必死にその一打の成否を追ったあの時が思い出される。

それを思い出させてくれたチームメイトと信じて学びにきてくれる会員さんにどれだけ感慨深い思いを抱いたか。 だいぶゴルフが「小さくなっていたな」と深い反省を伴いながら。

来年、我々は初代チャンピオンとしてシード権で宮崎の決勝大会に行ける。
どこまで行けるかは未知だがこのチームメイトと連覇も含めて行けるところまで行ってみようと思う。

傍らでシニアトーナメントのシード権を奪取する悲願と同時進行で私は日々精進しようと思います。

戻ってすぐ病床にいる母を見舞い報告をしました。
とても喜んでくれました。一年はあっという間です。

悔いのない毎日を送りたく思います。

宮崎牛が我が家に、そして各々の自宅に送られてくるそうです!^^

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