2月15日、18日、19日 鎌倉パブリックゴルフ場にて
2月に入り、スイング軌道の基本『右高左低』を体現すべく56度〜60度のウェッジにてロブショットに着手しています。
『これはどこで使うショットですか?』という質問に『全てですよ!』と答えながらナイスショットをルーティン化しています。
皆さんもう長いことインサイドアウトのアッパー軌道を癖にしてゴルフをされてきたものだから人によっては体がなかなか思うように動かないようですが、スパンと抜けた時の感触にびっくりされています。
今日から3日間はラウンドレッスンメンバー専用のラウンドレッスンイベントですが、空きがあればスタジオメンバーも参加できるというお気軽さを残しながらも中身はそれなりにしっかりやっていること、過去にやってきたことを踏襲しています。
2月15日 気温4〜10度 風あり 体感>極寒
試合であれば無言になってしまうような気候の中、私は電熱ベストを着込み足とお尻には『鬼熱カイロ』を貼り、寒さを誤魔化す。 いやー寒い!雨と極寒はやめようかな(笑)
この日はスタートがインで高低差を入れて約230ヤード付近に大きな木がコースを阻むように鎮座しています。かつてここはワンオンを定番にしていましたが、 寄る年並みに、、、、いやいや寒さのため手前刻みが常習化しています。何せ突っ込むとノーチャンスなので。
普段はユーティリティですが、5番ウッドを選択して80ヤード弱残してセカンドを安全に打てるところへ!
相変わらず参加者はプシャーとプッシュスライスでお隣コースへお邪魔するというパターン。力むなっつうの! と、1ホール目からの白い目に気合いが入り直します(笑)
ゴルフスイングは『スピード感』よりも『スロー感』
ゴルフスイングは『スピード感』よりも『スロー感』を出すことのほうが大事です。
『早く振ったほうがヘッドスピードが上がって結果ボールは飛ぶのではないでしょうか?』という声が聞こえてきそうですね。
これはどういうことかというと、ヘッドスピードを出すために硬化させた筋力を使うと早いと思った速度も結果遅くなっているという事実です。わかっている人のスイングスピードというのは全てに緊張感がなく大きなアークで打つことが叶い、結果ヘッドスピードが上がっているものなのです。
多少なりともドラコンの世界でそのスイング理論を垣間見てきた自分としてはその破綻か否かのスイングスキルよりも安定感があって飛ぶ『スロー感』を大事にしています。もっと詳細を知りたい方はスタジオへおいでください。
プッシュは左手首の使い方で直す!
かくして『右高左低』を中心にラウンドは進みますが、ドライバーはティーアップされているので感覚はちょっと変わります。朝からプッシュスライスでどうにもならないスタジオ1チャラ男でお弟子の『カナメー』に要のワンポイントアドバイス!
プッシュが絶えない人って必ずインパクト時の左手首がガチャガチャです。主にグリップが先行している人がほとんど!
申し訳ないが、最終ホールでのアドバイスとなりましたが(笑)打った瞬間にこちらを見て『あ、なんとなく掴んだ!』 今度は左にOBだったけどね。
『掴まる!』という違和感を感じられたので次回への宿題に!
※彼に装着したシャフト『オートフレックス』のインプレッションはまた後日!
冬芝は転がすんです!
夏芝と冬芝の攻め方そのものの違いをわかっていない人はまだまだ多く、グリーン周りで地面との隙間が乏しいライでもウェッジ持ってチャックリやチョロやっている人って多いですね。
そんな時は何ヤードあってもパターからプランを立ててごらん!と口を酸っぱくしています。パターからPW、8番アイアン、ユーティリティとか、、、
冬は乾燥し切っていて芝の抵抗値がかなり下がっておりグリーンと同じくらいのタッチでいいので転がして転がして転がしまくる!
お手本とばかりに私もグリーン周りはパターを使ってみせる(パーオンしていないという)
※冬場は気温が低すぎると分子の活動がうんちゃらかんちゃらで飛距離は落ちます。そこの見誤りはショートを生んでしまうんですね。
まぁまぁ乗るわけですが、ウェッジにしておけば良かったこと数回! 見極めの学びになりました。
そこへスタジオのイケメン『シゲちゃん』は逆に歯の入れ方がわかったのか52度から56度に持ち替えハーフショットでピッチショットを繰り返し7割程度の成功率を生む!3割はトップボールのグリーンオーバー! もう少し精度高めましょう!
※これと3パット無くせば彼はいつも90台前半で回れるてます!
ロフトが10.5度から9度へ そりゃ大変なこってす!
プロギアTUNEのドライバー03のロフト10.5度だった『ナカジー』は、弾道がかなり高く飛距離をロスしていたように感じたのでロフト変更を進めると二つ返事で9度に変更しての初ラウンド。
TUNEのマイナスポイントはシャフト固定(接着)型なところですね。
今や主流はスリーブ式! 気に入ったヘッドでロフトやライ角を変えたり、シャフトをあれこれ試せたりと気軽にできるのですが、、TUNEときたら買い替えですからよほど自分のスペックが分かっていないと踏み込めないご時世! それを二つ返事!(笑)
思い出しますが、私もロフトを11度くらいから一気に9度にしたときその難しさに頭を抱えました。ましてやパーシモン世代ですからヘッドの大きさが織りなす素敵なプッシュ現象に涙が出たほどです。
ドライバーは長い上にロフトが立っているためコントロールはよりシビアになります。
※チャラ男『カナメー』は手首使うためロフト6.5度ですが不思議に球は上がっています。
まだまだスロー感を出せていない『ナカジー』はヘッドを置き去りにして手(グリップ)が先行します。
ここしばらくは新クラブに悩むでしょうが、このクラブが彼のスキルを引き上げることは確信していますので引き続き経過を注視していきたいと思っています。
2月18日 気温10度〜18度 風ほぼ無し 体感>極楽
母の看護後、ぼんやり夕方に茨城を出立した私は東名の大渋滞で休憩もできず2時間で帰れるところを4時間も車を運転していた。運転は本当に腰に良くないですね!
車にレーダークルーズがなければ本日はラウンドができなかったはず。それでもフォローサイドに身体が回らないため出だし1ホール目インの10番はユーティリティでチョロ! チョロって!
200ヤード出ていたので参加者には『これがスロー感の威力なんだよ!』と誤魔化す。
本日も課題は右高左低なり!
大体今のクラブは出来が良すぎてアッパーでも簡単に弾を上げてしまうからアッパーが直らないのです。私はじめ多くの会員がご紹介先で三浦を手に入れ、甘い軌道でボールが上がらないような処置をとっています。 我がスタジオにはプロギアTUNEやミズノがありますので多くの方が『右高左低』に基づいたクラブで練習をして購入をしています。
その中で一つの想いを胸に頑なに中空アイアンで挑むスタジオメンバーの『あぶちゃん』がいます。彼はピンの中空を購入(私は販売しておりません)したのち入会してきました。
レッスンと共に好変化が生まれ、いよいよそのクラブではこの先の拡張性はないよ!と諭した時、
『これで100切ったらすぐに買い替えます!』
と以前に一つの想いを暴露したのだ。 いやいやそれが難しいって言ってんのに!
クラブは自分がそのレベルになった時に変える場合と、今いるレベルを引き上げるために変える場合と二通りです。 彼の場合は完全に後者(笑)
『よし、じゃあ今日は100を切ろう!』なんて私!
私のチョロを尻目に狭小感満載の10番をドライバーで気持ちよく飛ばしてスタートとなりました。
彼はすでにウェッジをツアーウェッジに変えているのでグリーン周りは50%程度ボールを浮かしてきますが、残りはトップでグリーンオーバーとなる(だから転がしなさいって T T)
パターを交えながら確率を上げたので本日は○としますがスコアは100切りならずでした。その後の『シャンパンクラブ』のプレオープンに顔を出した彼は参加者全員にシャンパンを振る舞いながら、彼のクラブを使って『私の代打』で100切りを見届けてからクラブをチェンジすることを宣言しました。
うーむ、、、わかるような、わからんような、、、。 ともあれ私が100切りを請負うことに!そりゃ切りますけどいつだ?
ショートパットは倍打て!
ラウンドレッスンメンバーになって久しい『コジさん』は茅ヶ崎ゴルフリンクスで1人黙々とコース練習を重ねる求道者です。本日はいい陽気の中、趣味のクルマ『ロータス』でいらっしゃった。
初参加の時にロータスで来て電装系不具合にてレッカーで運ばれて帰って行って1年以上が経っています。あの時私は『シェルビー』を諦めたわけです。
おおらかな方で一心にゴルフに取り組んでいる姿は少し来るものがありますね。
『コジさん』の悩みはパター。初心者には!とおススメした素晴らしいバランス型のキャスコのレッド9で動かなくなったのか前回参加の時、気がつくと中尺を手にしていらっしゃった。
それでも2022年12月と年明けの1月に計4回のパターレッスンを2回で詰め込んで『ふむふむ』とうなづきキャスコを使い通していた。
ファーストパットで寄せ切らない人は当然セカンドパットが残ります。セカンドパットが残るとスリーパットの可能性が高まります。そのスリーパットとなるショートパットでジャストタッチで打ってしまいそれが入らないことがしばしばあるわけです。
※この4パットの法則を回避すれば90台には突入できるでしょう。
2月19日 気温3〜12度 風あり 体感>極寒
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